7年前の夏、会社帰りに駅の階段を踏み外し左足首を骨折。
それから1週間後、松葉杖をつきながら内科を受診する羽目になってしまいました。
まさに泣きっ面にハチ状態でしたが、予想外の猫談義に復活!です。
松葉杖をついて内科へ
元々胃腸は丈夫ではないので多少の調子の悪さには慣れっこでしたが、骨折のストレスが重なったせいか食事が摂れなくなりました。
さすがにこれはマズイと思い内科へ行き胃腸薬を処方してもらうことにしたのですが、慣れない松葉杖を使って歩くのは相当体力を消耗するようで、普段なら数分の場所へ行くにも汗だくの瀕死状態です。
ヘロヘロになりながら、やっとの思いで到着。
魅惑の点滴ルーム
しばらくの待合室の後 、名前が呼ばれました。
特に細菌性等の心配は無いと診断されましたが、体力が落ちているので点滴をすることになり別室へと案内されます。
初めて入るその部屋は特に広さや新しさは無いものの、空気が澄んでいてちょっとした異空間!
さっきまでの診察室や待合室とはまるで違う空気感が漂い、穏やかに日も射しています。
そして、ビートルズの曲が微かに流れていました♪
点滴には20分ほどの時間を要したと思うのですが、それもあっと言う間に終わってしまい名残惜しさすら感じます。
もう少しこの部屋で寝ていたいなぁ・・そんなことをぽわんと考えていると、看護師さんが点滴を外しに入ってきて唐突にこんな質問をされました。
『あの・・もしかして猫飼ってます?』
フォルダに猫いっぱい
『はい、うちにいますけど』
・・・何でそんな事聞くんだろう。胃腸不良と何か関係あるのかな?
不思議に思いつつ答えると、
『やっぱり!手首に細かい爪の跡があるから、もしかしてと思ったんですよ♪』
ワントーン高い声で、そう説明してくれました。
そして、
『パソコンにうちの猫の写真が入ってるんですけど、見ます?』
『見ますーーっ♪』
思わず食い気味に返事をしてしまいました(*'▽'*)
おわりに
点滴ルームには微かにビートルズが流れていて、体調不良で病院に来ていることなど忘れてしまうような清爽な空間でした。
病院へ到着するまでは、真夏に胃腸不良でバテバテ&足首骨折して思うように歩けず・・と、ほうほうのていでしたが、看護師さんの意外なひと言にも一瞬で元気もりもり!
パソコン内のフォルダには看護師さんのお家にいる猫さんの写真がいっぱい入っていて、午前中の診察を終えた先生も途中から参加するという、夢のような猫談義が暫し繰り広げられます。
そんな事を突然思い出したので、記事にしてみました(*´꒳`*)