「子猫の頃に慣れさせておかないと後々大変!」とのお話を聞いたので、いろいろ挑戦してみました。
それ以前の問題だった
爪は伸びるのが早いので2週間おきに切っていましたが、それはもう大暴れで1人で切るのは至難の技でした。
歯磨き何てとても出来る状態ではなく、口を触らせてもくれません。
かげとらは、我が家に来た頃に猫風邪を引いていてクスリを飲ませていたのですが、それにもかなり苦戦しました。
キャットフードに混ぜると警戒して食べないかも知れないとの事で、難易度の低い液体にしてもらったのですが、それすらもかげとらにかかっては高難度でした。
「口の横から専用のスポイトで奥歯へ向かって垂らせば大丈夫です」との説明を受けて、それくらいなら出来るだろうと思っていたのですが、あえなく撃沈。
翌日からは、毛を舐める習性を活かして前足に垂らしてみたり、口の回りに塗ってみたりとアイデアをひねり出して何とか乗り切りました。
最初が肝心…と言われても嫌がるレベルが高過ぎて私の手には負えませんでした。
もしかしてウチだけ…?!
同僚の猫さんも同じなのか聞いてみたところ、
「ウチは歯磨きを嫌がらないし、むしろ磨いて欲しいみたいで時間になると待ってるよ。」
何ていい子なのーーー!そんな神さまみたいな子がいるなんて…。
別の同僚に聞いたところ、
「ウチは爪切りは得意じゃなさそうだけど、そこまでは嫌がらない。」
…え!何ですって!!
もしかして、かげとらが手の掛かるタイプなのかな?
寝ている時は何でも出来そうに思えるのですが、中々手強いです。
それからは「ねこのきもち」を購読したり、ネット検索した方法をいくつか試してみたりもしました。
「猫の顔をタオルで覆って爪を切る行為を見せないようにする。」
とか、
「向かい合うと気配を察知して逃げ出そうとするので、背後からだっこして切る。」
とか、
「切ることを悟られないように、笑顔で楽しそうに話しかけながら切る。」
とか、その他もろもろ…。
結果、見事に全滅でした。(かげとら調べ)
何でなのでしょう~~他の猫さんが出来る子なのか、我が家がやんちゃ過ぎるのか。
かげとらは毎回、犬が遠吠えの時に出すような大きな声で鳴き叫ぶのですが、ある日嫌さがMAXに達したようで、突然「ワン!」と鳴いた事もあります。
え?犬なの?
ビックリして思わず笑ってしまいましたが、これは本当の話です。
おわりに
今までは、歯垢がたまらないようにドライフードを多目に与えていたのですが、最近では吐く事も増えてきたので、朝はウエットに切替えました。
心配なので、歯磨きだけでもしておきたいのですが…。
かげとらは、おやつタイプの歯磨きもあまり好きではないらしく食べてくれません。
最後の手段は、ジェル状になっている歯磨きを口に垂らす事でしょうか。
これが一番期待出来そうなので近々試してみたいと思います。
子猫の頃から慣れさせる事は大事だと思いますが、個体差も激しいので無理せずその子に合う方法を探す事が一番です。
我が家では、爪切りはあきらめました。
さすがに2週間おきとはいきませんが、現在はペットクリニックでお願いしています。
なぜかそこでは別猫のように落ち着いているんですよね。
毎回、「おとなしくていい子ですね」と先生に褒められるのですが、「家では暴君ですよ…」と心の中で答えています (*´꒳`*)