仕事から帰ると、いつものように玄関のドアに鍵をさす。
無意識に行われる一連の動作です。
なのに、あれ?どういうこと?鍵に引っ掛かりがなくスカッと回るんですけど・・・。
スカッと左へ回る
しめる時は右へ、開ける時は左。
玄関のドアに鍵をさし、左へ回そうとすると、
スカッ。
空回りです。
『え?なんで?』
逆だったかな?
反射的に右へ回してドアを引っ張ると、
ガン。
鍵がかかって開きません。
『どういう事?』
鍵が開いてた
いつもと回す方向が違うということは、元から鍵が開いていたという事ですよね?
出て行く時にかけ忘れたのかな、それとも・・・!
そんなことを考えながらそぉーっとドアを引くと、リビングの奥から何やら声が聞こえてきました。
どうしよう・・・
ドキドキと脈打つ自分の心臓音が聞こえてきます。
『このままドアを閉めて警察に電話した方が良いのかな』
一瞬のうちに頭の中をぐるぐると駆け巡る妄想の数々・・
これだったら怖いなぁ・・。
話し声がするって事は、まだ中にいたりして (¯―¯٥)
まさかの忍者?!
いや、うちマンションだから天井裏には隠れられないよ。。。
でも押入れの天袋の上なら開くかも!
いやいや、そういう問題じゃないし ( *¯ ꒳¯*)
ドアを十数センチ開けた状態のまま、しばらく妄想から逃れられずに立ち尽くしていましたが、勇気をふり絞り入ってみる事にしました。
中の人に気付かれないように・・・
そおぉーーっと。
・・・テレビがつけっぱなしでした ( ;∀;)
その後、全ての部屋を点検しましたが(クローゼットや押し入れも)部屋の中には誰もおらず、恐らくテレビを消し忘れ鍵もかけずに出掛けたものと思われます。。
あぁ、警察に電話しなくて良かったーーーー!
おわりに
かげとらとまだ出会っていない頃のお話です。
オートロックのマンションに引越して間もない頃は、鍵をしめ忘れてドキドキした事が何度かありました。
1Kのアパート暮らしの頃にはそんな事は無かったのに、無意識に感じる危機感が違うのかもしれませんね。
・・でも、かげとらを迎えてからは一度もありません。
私が守ってあげないと!という思いが、こちらでも無意識に働いているのかも知れませんね (*´꒳`*)
ちゃんとしてよ~(ΦωΦ)