蝉の鳴き声が響く庭で土のにおい、花実の色どり、葉っぱのそよぐ音を聞いているとふと気が遠くなり幼少期の頃を思い出します。
お盆は実家へ
先週のお盆は実家へと戻りました。と言っても近場なので日帰りです。
今年は梅雨明けしてから猛烈に暑く引きこもりな毎日を送っていたので、行くのは止めようかと一瞬頭をよぎったのですが、やはり年中行事なので帰ることにしました。
実家へ到着後、ふと思いつき家へは入らず庭をひとまわりしてみると、懐かしい土や草のにおいがしています。
毎日気にせず暮らしていますが、たまに実家へと戻り土や葉っぱのにおいを嗅ぐと、五感が刺激されてとても気持ちが良いですね。
セミもじーりじりじりと鳴いています。
そんな音を聞いていたら、また昔の記憶がよみがえり気が遠くなりかけたのですが、すぐに猛烈な暑さで我に返り家の中へ入ることにしました。
エアコンの効いた部屋の中はやっぱり涼しい~という状況を想像していたのに、外と変わらぬ暑さで驚きます。
『エアコンの風は好きじゃないから』
母はそう言いましたが部屋の温度計は35℃、のぼせそうな気温です。
有無を言わさずエアコンのスイッチを入れました。
庭の植物いろいろ
母は花班。父は野菜班。
その名前の通り花の咲く植物は母がお世話をして、ゴーヤやナスなどの食べられる植物は父が担当しています。
そんな野菜班の父にミニトマトの品種を訪ねたところ、
『ミニトマトは3種類、柔らかいミニと硬いミニと黄色いミニ』
とメールで返信がきました。ミニって・・品種じゃないし・・ ( *¯ ꒳¯*)
ムラサキシキブはもう少し経つと緑色の実が紫色へと変わり美しいです。
紫蘇も群生しています。
スマホで撮っていたのですが、暑さも限界なので切り上げました。
このシチュエーションになるといつも同じ現象が起こり気になるのですが、それはかんかん照りの暑い日に自然の中に身を置くと、夏休みにいとこの家で走り回っていた小学生の頃を思い出しとても懐かしい気持ちにさせられるのです。
ハイキングで山の中にいる時も同じような感覚に陥るのですが、いつも暑い日限定で冬の寒い時期にはなりません。
冬にもお正月などのイベントを思い出しても良さそうなのに、夏は人間の記憶を揺り起こす何かがあるのでしょうか。
おわりに
最後にちょっと面白い写真を見つけたので、ご紹介いたします。
そびえ立つように育っているこの植物はなんだか分かりますか?
だいぶアップで撮っています。
その答えは・・・・
ソテツでした。
上は緑色の葉が開く前の写真で、こちらが開いた後です。
やっぱり地植えだと大きく育ちますね。
わが家のマンションにあるソテツは、鉢の中で小さくまとまっています (*´꒳`*)