すれ違いざまにしっぽをつかむとフォッ!と言う 猫の鳴き声はニャーじゃなかった?!

フェルティングで作ったぶち猫


なーぉおん にゃっ あぁぁ~ フォッ!

猫はその時々の感情で鳴き方を変えているようです。

しかも耳をすませてよく聞いてみると、実はニャーと鳴いていることの方が少ないみたい!?

 

朝は、なーーぉおーん 

早朝、まだ皆が寝静まっている5時頃に響き渡るこの腹式の発声

 

『なーーぉおーん』

 

こんな時間にそんなに思い切り発声練習しないでください。

 

みんなはまだ寝ている時間なんですよ。

 

もうちょっと、せめてあと2時間待ってくれたらちゃんとウェットも出して一緒にキャットタワーで遊びますから・・・。

 

と、布団の中からかげとらにテレパシーを送ってみますが、残念ながら届いたことはありません。

 

そう言えば、マンションのエントランスでこんな貼り紙を見かけました。

 

『生活音には各自注意してください。特に早朝や深夜のドアの開閉、足音、動物の鳴き声』

 

動物の鳴き声!

 

わが家のことではありませんように・・・と祈るばかりです汗

 

 

昼は、 ぁあーーっぅ

または、ふわぁーーぁあ

 

鳴き声を文字で表すのは難しいですね。

 

英語の発音を聞き分ける時と同じように、人によって聞こえる音が全く違う気がします。

 

パソコンチェアに座る猫
 

パソコン机に向かっていると、いつも左側から力強く訴えてきます。

 

ぁあーーっぅ

 

いつものようにカリカリを欲しがり鳴いているのですが、朝ごはんは先程たんと食べましたよね?

 

聞こえないふりをしてまたパソコンへ向かっていると今度は、

 

 

バリバリバリ・・・

 

私が座っている椅子で爪とぎが始まります。

 

それでも聞こえないふりを続けていると、

 

ドンッ。

 

最終的にはパソコンデスクへ飛び上がり、画面をふさがれてしまいます。

 

毎日行われる一連の流れです。

 

夕方は、あぁあ・・・・っ

なぜか夕方になるとうっすらと長く鳴くんですよね。

 

猫も夕暮れ時には何か哀愁を感じるのでしょうか。

 

『うっすらと長く』と書いたら、何だかテンポを表す速度記号を思い出しました。

 

メトロノームのイラスト

 

速度記号 読み方 意味
Allegro アレグロ 快速に
Moderato モデラート 中ぐらいの速さで
Andante アンダンテ 歩くような速さで
Adagio アダージォ ゆるやかに
Largo ラルゴ 幅広くゆるやかに
Lento レント ゆっくりと遅く
Kagetora かげとら うっすらと長く

 

他の記号に混ぜて入れてみました。

もちろんKagetoraという速度記号はありません♪

 

そして、うっすらと長く鳴く場所はいつも同じ扉の前です。

 

リビングから引き戸を開けて廊下へと出て行くのですが、戻る時は同じところを通らずに何故か『この扉を開けて・・』と、聞こえるか聞こえないかくらいの声でうっすら鳴いているのです。

 

最初にその姿を見た時には、『見てはいけないものを見てしまった!』と思いドキッとしましたが、最近ではもうだいぶ慣れてきました。

 

白い扉の外から開けてとうっすら鳴く猫

あ・け・て・・・あぁあ・・・っ。

 

  

そんな『うっすらと長く』な、お話はこちらです↓

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しっぽをつかむとフォッ!と言う  

毎朝、お決まりの雄叫びを何度もされて結局しぶしぶ布団から出ることになってしまいます。

 

寝起きでぼーーっとしながらも最初にすることは、もちろん朝のウェットをお皿へと入れることです。

 

かげとらが物凄いスピードで食べている間に、私は洗面所で顔を洗ったり隣の部屋へ移動したりとあちこち動き回っているのですが、ウェットを食べ終わったかげとらが追いついてきてすれ違いました。

 

そんなかげとらを見てふとしっぽをつかんでみると、

 

フォッ! 

 

初めて聞くような面白い鳴き方♪

 

しっぽをつかむといつもそんな鳴き方になるのかな?と思い、その夜にもつかんでみたところ

 

『・・・・』

 

あれ?無言?

 

夜は無反応のようでした。

 

そして翌日の朝、また廊下ですれ違った時にふいにしっぽをつかんでみると、

 

フォッ!

 

朝はちゃんと言ってくれるみたいです。

 

なぜ 朝だけフォッ!なのか、また気になることが増えました

おはようの挨拶なのかな・・・(*´꒳`*) 

 

 

少し前に気になり出した事。猫にまつわるお話です↓

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おわりに

早朝はお腹の底から力強く、昼間は朝よりもデクレッシェンドで力強いながらもだんだん弱く、夕方になるとさらに自己主張弱めとなりうっすらと鳴きます。

 

そして、すれ違う時にしっぽをつかむと朝だけリズミカルなフォッという鳴き声♪

 

猫の鳴き声と言えば『にゃー』というように、ほぼすべての鳴き声は『に』から始まるものだと思い込んでいましたが、実際のバリエーションはもっと豊富でよく聞いてみると『にゃー』と鳴いていない事の方が多いようです。

 

うるる~ぅという声を出すこともあります。

 

・・なのですが、表記すると分かりづらい文字並びになってしまいますね。

しかも人によって聞こえ方はまちまちだと思いますし。。

そんな意味でも『にゃー』は、可愛い猫の鳴き声を表す最適な表現なんだなと改めて感じるこの頃です。