猫の血液型について、考えたことはありますか。
今回の件で、初めてかげとらの血液型を知りました。
病院からの電話
前回の記事を書いた月曜の夜、病院から電話が入りました。
夜に電話がくるって怖いですよね。
予想通り、喜ばしい報告ではありませんでした。
- 内科的治療は、これ以上望めない
- 輸血に協力してくれる猫さんが見つかった
手術を選択する
脾臓を摘出する選択肢があることは以前から説明されていましたが、手術をしても回復は厳しそうだと言われていたので、かげとらの負担を考えてしないつもりでした。
また、手術をするなら輸血に協力してくれる猫さんを探さなければいけないのも重荷だったのです。
酸素室に入院してステロイド投与が行われると数値が落ち着いてきたので、もうすぐ退院できると思っていたのに突然、内科的治療は限界だと告げられてしまうなんて・・・。
内科的治療はもう無理で輸血に協力してくれる猫さんが見つかったということは、手術するしかないですよね?
先生『どうしますか』
私『明日、電話します』
そんなの先生が決めてください、プロなんだから!と言いたい気持ちを抑えて、一晩考えることにしました。
手術をして元気になるのであれば即決ですが、それは分からないと言われて・・・。
その上でどうしますかと聞かれても、どうしたら良いのでしょうか。
ずっと頭の中をぐるぐる回っていましたが、考えても考えても答えは出ません。
よし!
このタイミングで猫さんが見つかったのなら、そこへ賭けてみよう。
そう決断して翌朝、電話をかけました。
猫の血液型
先生『協力してくれる猫さんの血液型が適合するか検査をして、大丈夫なら手術を始めます』
適合?
そう言われて、初めて猫の血液型について考えました。
- A、B、AB型の3種類
- ほとんどはA型
- B、AB型だと輸血時に難航するかも?
猫の血液型はA・B・AB型の3種類ですが、ほとんどはA型なので、それ以外だと輸血時に難航するかも知れません。
かげとらは無事にGOサインが出ました。
供血猫という存在
救急病院や手術が行われる頻度が高い病院などには、輸血用の猫さん(供血猫)が暮らしていることもあります。
緊急時に協力してくれるよう、登録を呼びかけている病院も増えているみたいですね。
人間と違い血液バンクに保存しておけないので、その都度猫さんに協力して貰わないといけないということも初めて知りました。
輸血に協力すると、健康診断やワクチンが無料になる等の御礼があるようです。
おわりに
本猫が希望する道を選んであげたいのは山々ですが、そうもいかず・・。
迷いに迷って出した決断ですが、この先どうなるかは未知数です。
そんな暗闇の中で、みなさんから頂いた温かいコメントにはとても励まされて救われました。
何回読んでも涙があふれてしまいます。
本当に本当にありがとうございます。
・・いつか必ずその時はやってくる。
最初から分かっていたはずなのに、いざとなると気持ちが追い付かないですね。
でも、いくら泣いて悲しんでもかげとらは元気にならないので、これからも最善を尽くしていきたいと思います(*´꒳`*)