踏んでしまいそうで怖かったので、鈴のついた首輪を付けたらナーバスになってしまった

赤いイスの上で眠る子猫


かげとらが、わが家に来たばかりだったあの頃。

それはそれはちっちゃくてふわふわで、いつも私の後ろをぴったりとくっついて歩いていました。

とてもほっこりとする眺めなのですが、うっかり踏んでしまっては大変!と鈴の音のする首輪をつける事にしたのですが・・・。

 

ちっちゃくてふわふわ

かげとらがまだ生後3ヵ月の頃、ふわふわと浮いているような恰好で私の後ろをくっついて歩いていました。

 

いつも足元にぴたっと音も立てずについてきています。

 

ふわふわと一生懸命についてくる姿はとても微笑ましいものなのですが実はこの時、同じくらいの怖さも感じていたのです。

 

一時預かりさん宅で眠るかげとら
一時預かりさん宅で姉弟と写るかげとら

 

踏んじゃいそうで怖い 

かげとらを迎えるまでは、周囲を気にして歩くような事はなく後ろ手でドアを閉めたりしていましたが、これからは気をつけないと危ないと感じるようになりました。

 

前へ歩いて行こうとして『あ!そうだ』と思い直してUターン・・・地味にこの動作も危険なので止めなくてはいけないのかなとも考えました。

 

もし、かげとらに気づかずぶつかってしまったら、11歳となった今ならダメージも少なく済むのかもしれませんが、産まれてからまだ3ヵ月のふわふわかげとらには衝撃が大きそうです。

 

そんなことを意識しながら生活していると、ドアを閉める時にはかげとらが足元にいないか確認をするクセが少しついてきました。

 

 

ドアに挟まった 

実は、まだ足元確認が習慣化できていない時に1度ドアに挟んでしまった事があります。

 

いつものように廊下からリビングへと入ろうとして後ろ手でドアを閉めたのですが、ばぃーんと何かが引っ掛かりきちんと閉まりませんでした。

 

『あれ?何だろう』

 

そう思って振り返ると何とかげとらが挟まり、まごまごとしていたのです。

 

『思い切り閉めなくて良かった・・・』

 

挟まっているかげとらを見つけた時には背筋がゾッとしましたが、何事も無くて本当に良かった!と思いました。

 

キッチンに立っている時にもかげとらは足元でちょこちょこ動いているのですが、左の流しの方へ右の冷蔵庫の方へと動く度に毎回踏んでしまわないか確認しつつ調理をするのはさすがに厳しいです。

 

どうしたものかと考えたのですが、

 

『鈴付きの首輪を付ければ音がするので安心かな』

 

これで、ちょこちょこと後ろをついてきている事に気付かずドアに挟んでしまったり、キッチンで踏んでしまいそうになる事も無くなるかなと思い、かげとらに似合いそうな首輪を探してみました。

 

まだあどけない頃の子猫のかげとら



首輪を付けたらとってもナーバスに

なるべく違和感が少なそうな細くて軽めの首輪を選びました。

 

それは小さな鈴が付いていて、動くと音が鳴るものでした。

 

『これなら鈴の音が聞こえるので、安心して歩ける!』

 

いざ、かげとらの首に付けてみたのですが・・・何だか嫌そうです。

 

きつくて苦しいという感じではないのですが違和感があるのか、ずっと後ろ足でリンリンと鈴を鳴らしながら首をかき続けていました。

 

『まだ慣れてないから気になるのかな?』

 

そのうち慣れてくれるだろうと数時間に渡り観察していましたが、全く慣れる気配は無いどころか異常なまでに足でかき続けて、しまいには首輪もほつれて来る始末です。

 

とりあえず3日間は様子を見てみようと思っていたのですが、あまりに酷いので1日で外すことになりました。

 

おわりに 

翌日も試しにつけてみましたが、やっぱり同じ反応を見せたので2時間ほどで外しました。

 

ほかの猫さんは普通に首輪をしているのに、何でかげとらはダメなのかなぁ?と当時はちょっと凹みましたね。

 

万が一、脱走してしまった場合の事を考えて迷子札を付けましょうとも聞いていたので、首輪は普通に付けられるものだと思っていました。

 

それなのにまさか、あんなに強い拒否反応を示すとは・・・。

 

でも本人(本猫)が嫌ならしょうがないですよね。

 

11歳になる今現在まで首輪のない生活を送っていますが、特に不便を感じることもなく良好に過ごせています (*´꒳`*)