子供の頃、隣家の猫が気になって仕方がなかった。

黄色い壁の前に寝そべりこちらを見据える猫
隣の家の玄関先でいつも寝そべっていた猫。

学校帰りにちらっと覗いていつも通り過ぎていたけど、思い切って近づいてみることにしました。

猫は放し飼いだった

小学生の頃はペットブームも重なり、様々な動物に触れる機会がありました。

学校の友達はセキセイインコ、いとこの家にはうさぎがいました。

犬はもちろん、昆虫や魚を育てている人も!

動物は全般的に好きなのですが、唯一猫だけは少し苦手だったかも知れません。

その理由は、やっぱりあのそっけない態度。

今ではそんな事は微塵も感じないのですが、当時の私はどう接したら良いのか分かりませんでした。

外を自由に行き来する猫しか周囲に居なかったというのも大きいかもしれません。

実はご機嫌さん♪

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは機嫌が良い!という話は聞いていましたが、実際に耳にする音は想像と違い、ご機嫌な音という感じではありませんでした。

まるで犬がうぅーっと唸っている時のように低い声だったので、てっきり嫌がられているんだと勘違いして、これ以上怒らせないようにそっと離れた記憶があります。

隣の家の猫

猫の歩く姿のモノクロ写真
近所に放し飼いをされている犬がいて、学校帰りに皆でよく遊んでいました。

おとなしい白い犬で、代わる代わる頭をなでられていた人気の犬です。

でも私は、それとは対照的な猫の事がずっと気になっていました。

表情はちょっぴり野性的でいつも玄関の前に寝転んでいる隣家の猫。

その姿を毎日遠巻きに眺めていました。

ある日の学校帰り、隣の家を覗いてみるといつものようにその猫は寝そべっています。

普段はチラ見だけですぐに帰るのですが、今日こそは思い切って撫でてみようと近づいてみることにしました。

猫さんを驚かせないように、そぉーっと。

そしてあと数十センチほどの距離まで近づいたので、手を伸ばそうとすると、

シャキーン☆

まるで音が聞こえてきたかのように、前足から爪が出てきてビックリ!

ダッシュで逃げました。

『猫って爪の出し入れ自由なんだ・・・』

表情は全く変えずに爪だけがシャッと10本出て来たところを見て、これは歓迎ムードではないな・・と子供心にも感じました(¯―¯٥)

おわりに

当時の緊張感がずっと残っていたので、その後猫と触れ合う機会は無かったはずなのに今は一緒に暮らしているのですから、不思議ですよね。

でもひとつだけ言える事は、猫って凄く可愛いし怖くなんかないと言うことです(*'▽'*)

 

先週、かげとらが少しおとなしいので念のため病院へ連れて行ったところ、精密検査を受けることになりました。

その後、外部の病理検査へも出す事になり、ただ今結果待ちとなっています。

しばらくの間、皆さんのブログへのご訪問が滞ってしまうかもしれませんが、落ち着いたら再開しますのでよろしくお願いします(*´꒳`*)