ベリ・・ベリベリベリ・・・。
何だか嫌な音が聞こえるなぁと思ったら、やっぱり予感は的中していた。
障子紙は破れる事がバレた
いつも窓際でくつろいでいる、かげとら。
後ろの障子へ寄りかかる姿勢で寝ている事が多いのですが、ある日偶然爪が引っ掛かったのか、ベリッと障子紙が破れてしまいました。
破れたのはほんの少しだけでしたがヒラヒラと動くそれに、かげとらは興味津々な様子です。
前足でちょいちょい~とその障子の端っこをパンチしたりして遊んでいます。
すると、また少しベリッと破れていきます。
破き出したら止まらない
ちょいちょい~ ベリッ。 ちょいちょい~ ベリッ。
そんな事が何回か繰り返されていたのでしょう。
気が付くと障子はもうビリビリに破れています。
もう止まらないにゃ
こんなに破かれてしまっては仕方がないので、新しい紙へ張り替える事にしました。
でも、また同じ紙を貼って破かれちゃったら嫌だな・・でも障子だから紙じゃないと・・と思っていたのですが、何と紙以外のものが貼れるようなのです。
紙以外の素材
障子=紙 だけでは、ない!
『障子紙』と言うくらいなので、紙一択しかないと今まで信じてきたのですが、紙以外にも素材のバリエーションがあるとは知りませんでした。
感心しつつも本当に破れないのか、また張り替えは簡単に出来るのか・・などの不安もあったのですが、とりあえずお試しでミラーレースとプラスチックの2種類を購入してみることにしました。
ミラーレースへ張り替えてみた
まずは、古い障子紙を全て剥がさないといけません。
糊で接着してあるので剥がすのに時間もかかり地味に大変な作業でしたが、ここは手を抜かずに行わないと新しいものも上手く貼れないので丁寧に行いました。
霧吹きをかけたり、濡らしたタオルなどで湿らせてゆっくり剥がし古い糊も全て拭き取ります。
かげとらも一緒に張り替え中
剥がし終えたらいよいよミラーレースを貼る作業へ取り掛かるのですが、今度は糊ではなく付属の両面テープで貼るだけなので、想像していたより随分カンタンな作業でした。
両面テープを木枠の全ての箇所へ貼った後に、ミラーレースを合わせながら『はく離紙』を少しずつ剥がしていけるので失敗も少ないです。
子供の頃の記憶にある障子の張り替え作業は『年末のひと仕事』という感じで、時間もかかり大変なイメージしかなかったのですが、今回は両面テープを枠の長さに切り貼っていくだけなのでカンタンに行えます。
●破かれない
●透過性が高いので外の光が入り部屋が明るくなる
●レース素材にミラー加工されているので、外からは見えにくい
*但し夜は部屋の電気を付けると、昼間に比べて外からも見えやすくなると思います。
貼る作業よりも剥がす方に数倍の時間が費やされましたが、たるみもほとんど無く初心者の私にもきれいに張り替えられました。
プラスチック障子紙
ミラーレースと同時に購入したプラスチック障子紙は2年後に張り替えてみましたが、こちらも糊を使わずに両面テープで貼るだけなのでカンタンです。
また、紙やレースより厚みがあるのでたるみが起こりにくいのか、一番キレイに貼る事が出来ました。
●破かれない
●汚れても拭き取る事ができる
●気密性が高まるので冷暖房の効きが少し良くなる
この手の商品を見つけると毎回思うのですが、世の中には本当に便利なものがたくさんあふれていますよね。素晴らしいです。
おわりに
ミラーレースに張り替えてスッキリ!
ミラーレースとプラスチック両方の障子紙を貼ってみましたが、どちらも遜色なく使い心地は良いので2年おきに張り替えています。
紙素材は、日焼けして茶色く変色するので毎年交換していましたが、レースやプラスチックではそれもないので、一度貼ってしまえば数年は持ちそうです。
ウチの場合は、いつも同じ位置にかげとらがもたれているので、レースだと伸びたり変色したりするのですが、眺めは良いのでこちらの方が気持ちが広々する気がします。
かげとらも窓から外を眺めるのが好きなので、レースの方がお気に入りなのかなぁ (*´꒳`*)